JavaからAjaxを使うためのタグライブラリとして、「AjaxTags」というタグライブラリが各所で紹介されている。
しかし、これらの記事では、AjaxTagsについて、2つのAjaxTagsを混同しています。
上記の記事を読んで、私も「さて、AjaxTagsとやらを調べてみようか」と私が思ったのですが、調べているうちに混乱してきてこの間違いに気づきました。
MYCOMジャーナルの記事を読んで、1.0公開ということで、ダウンロードするために関連リンクを参照したら、公開されているのは1.0beta3となっています。
実は、AjaxTagsというプロジェクトは2つ存在しています。
1つは、http://ajaxtags.sourceforge.net/で公開されている、「Ajax JSP Tag Library」というAjaxTagsです。
もう1つは、Java Web Parts傘下のAjaxTagsで、以前はStruts専用のカスタムタグライブラリとして、http://struts.sourceforge.net/ajaxtags/で配布されていたものです。
これらの経緯は、Java Web PartsのFAQに書いてありました。
どうやら、最初にStruts専用タグとして存在していた旧AjaxTagsがあり、それがある時からJava Web Parts傘下に入ったようです。同時期に、全く新しいプロジェクトとしてAjax JSP Tag Libraryが現れたそうな。
両者の違いは良く分からないのですが、コンポーネントとして使用できるのは、「Ajax JSP Tag Library」のようです。
上記の2つの記事も、おそらくAjax JSP Tag Libraryの方について書いています。
でもリンクにJava Web PartsのAjaxTagsがあったりして混乱してしまいます。
Ajax JSP Tag Library 1.0というのは、こちらのプロジェクト のAjaxTagsなので注意してください。