11/14に行われた第8回 NDS in Niigataに参加して発表してきました。
長岡版のNDSよりも集まりが良くて、「なんだよー新潟市のポテンシャル!悔しい!」ってなったんですが、これもdictavさんの人柄でしょう!新潟を去っても時々遊びに来てください!ありがとうございました!
自分の発表について
私の発表としては、「むずかしくないJavaScriptのやさしい話」というタイトルで初心者向けの内容で発表してきました。当初告知ページを見たときにはReactとかのネタが多かったのです。「これではWebデザイン界隈からJavaScriptの話を聞きに来た人がついていけないのでは?」と思ったので内容を決めず方針だけ「初心者向けの話をします」とだけ決めて申し込みました。
内容は色々迷ったのですが、jQueryとか使ってscriptタグ挿入してリロードしながら開発してするようなスタイルから、npmとかWebPackでビルドしてみようってところまで紹介しました。
発表中にデモしたことを振り返りできるようにチュートリアル用意しましたので、同じことを体験する場合にどうぞ。
JavaScript – npmとwebpackでビルド – jQueryからの次のステップ – Qiita
もっとデモに時間かけていろいろやるつもりだったのですが20minに収まらなくてなにかと削りました。ごっそり削ったんですが「jqueryをダウンロードしてscriptタグを挿入する」ってフローだけはどうしても削りたくありませんでした。そこがいちばん馴染み深いところだろうなと思ったからです。
結果として、私の発表内容の感想で「チェック2,3個の自分だったので分かりやすかったです」といった意見をいくつか頂けました。紹介した知識を持ち帰ってもらえたなーって感じられました。
他の人の発表について
circled9さんの、Frontend Fantasyが面白かったのと、覚えることが少ないっていう点が興味深かったです。
「ビルドに消耗しているの?」っていう意見は同感で、いろんなツールまで組み合わせたうえでのビルドは覚えることが多くて大変なので、「WebPackのCLIだけでも結構いいじゃん」って思っての私の発表でした。
sakapunさんのChrome Developer Toolの小技については知らなかったことが多かったです。Dev Toolはほんといろんな機能あって面白いですね。blackboxとか globalにコピーする奴とか知りませんでした。sakapunさんの業務の話は全然知らない未知の世界のことが聞けてホント興味深いです。懇親会でもいろいろと聞けて楽しかったです。
yuw27bさんのはElectronの紹介のLTでした。発表では紹介だけでしたが懇親会でたくさん突っ込んだ話を質問できました。常駐はわからないとのことでしたが、透明ウィンドウとウィンドウの枠・バーを消すことはできるから、ウィジェット的なのも作れるってことだったので、「そのへんの機能までマルチプラットフォームで作れるの楽しそう」と感じました。振り返りでなにか作ってみたい気もします。
あと個人的な主張として、Electronで自分がアプリを作る側として非常に便利だと思うんですが、Electron製アプリを使う側として「いまMacで使われているようなアプリが全部Electron製になる未来は嫌だ」って思ってます。エディタだのファイラーだのプレイヤーだの、いろんなアプリが起動している状態でそれらが全部がChromeみたいな重いプロセスだったらヤじゃないですか。ブラウザ部分は共通とかになってくれたほうがいいなって思います。
そこで、Chrome Appを推してみました。Chrome AppはElectronほど自由にはできませんが、ブラウザでアプリをってのをChromeの上で動かしていて、API経由でしかネイティブ操作はできませんが、USBやbluetoothも触れるのでもっと流行るといいなぁって思いました。コントローラー使ったゲームをChrome Appでとか出てほしいなと思います。
ushiboyさんは、会社の同僚です!ES6についての弾丸ツアーということでLTらしいテンポの良い発表でした。LT5分なのに50枚以上のスライドなのでいかに高速だったか。。。
ES6 モダンシンタックス弾丸ツアー
sugagggさんのJSゲームの話では、「Webゲームはいろんな制約があるけどTwitterなんかでリンク貼るだけですぐにフィードバック得られる」って言ってたのが目からウロコで、ゲーム作れないけどそういう感覚味わってみたいって思いました。
感想書いたのが、LTばっかりでスミマセン。。
その他
別に今回の発表で見受けられた意見ってわけじゃないんですが。
「お察しください」って最近良く言われるんですが、「えっ?どういうこと?聞いちゃいけないの?」って理解できないことがあるんですよ。
明らかに自明な場合に使うならいいと思うんですが、なんでも最後に説明を省いて「〜の件については…お察しください」って言うのはあまり良くないと思います。なにかダメなんだろうなってのは伝わるんですが、質問もしづらいし、どういうことなのか闇に葬られたままになってしまうので。
「Xではこのように使えるのですが、じゃあYの場合はどうかというと…お察しください」
わかっている人はクスクス(苦笑)
わかってない人はポカーン。。(聞いちゃいけないのかな…)
って感じで、必要な人にメッセージがほとんど届かないじゃないですか。言いにくい内容かもしれませんが、ちゃんと言葉をチョイスして「Yの場合は、〜という問題もあってあまり良くないんですよね」って言葉にしたほうが、わからなかった人にもメッセージが伝わると思います。そういう内輪ウケみたいなのは発表者は手間を省いて楽かもしれませんが、聞いてる方はなにも得しないので。
第45回NDSは12/5です。懇親会は、新潟 Developers 忘年会 NDB2015となります。よろしくお願いします!
第45回勉強会 (2015/12/05) – 長岡 IT開発者 勉強会(NDS)