娘に長編ドラえもんのDVDを見せているうち、驚愕する出来事があったので紹介する。
結論だけ先に書くと、とても細かい描写まで記憶していたという話。
私には3歳になる娘がいる。
この年末年始に長距離運転する間、飽きてきてどうしようもなくなったときのために、長編ドラえもんを見せていた。
見せていたのは「ドラえもん のび太の恐竜2006」
長編ドラえもん第一作目の「のび太の恐竜」のリメイク版だ。(基本、旧声優のを好んで見てるんだけど、リメイク版は比較できて面白い)
リメイク版を何度かくり返して見つつ、帰省から無事帰る。自宅でまた「ドラえもんがみたい。声が違うドラえもんのピー助のやつ」と騒ぐので、見せようとしたが、パッと出せたのがリメイク版でなくオリジナル1作目の「のび太の恐竜」の方だった。
つまり娘はリメイク版を何度か見た上でオリジナルを見ることになる。まあ当然違いには気づくと思ったけどだいたいのストーリーは一緒だしごまかせるだろうと思っていた。
それが、とても細かい部分の違いに気づいて「やっぱり違うじゃないか!」と怒りだしたので驚いた。
問題のシーン
恐竜の卵を発掘するシーンで、娘は「なんでクマデじゃないんだ!?」と言い出した。
(ちなみに砂遊びで熊手は知ってる)
たしかに熊手ではなく小さいツルハシみたいなのを使っている。でも別に違和感ない。
妻と二人で「?? 熊手?そうだったの?」って思いつつ、一応オリジナル版も確認してみる….
えっ!!??
熊手だ!!!
これはリメイク版で、ツルハシから熊手に変更になったんだ!??
映画で熊手を使っていた場面を記憶していたのか!?
いや、でもまあ熊手は思い入れのある道具だから使っていたことが気になっていたのかもしれない。
そのあとすぐ、また怒って指摘した。
ごみ捨て用の穴を掘らされているシーンで。
「ちゃんと赤いトコもってやらないとダメでしょ!!」
これは意味がわからなかった。「は?赤いトコ?」
しかし、リメイク版を見直してみて驚愕する….
え、、、まさか赤いトコって….
スコップのもち手のところがオリジナルと違って赤い!!
これには正直おどろいた。。。
オリジナル版とリメイク版でスコップの持ち手の色が違うことに気づけるものだろうか?
おそらく、右脳をつかったような記憶でフォトリーディング的な瞬間映像を記憶しているんじゃないだろうか?ということで妻と納得した。娘は文字の読み書きに関しては、まだ平仮名を数文字読める程度なんだが、そういう細かいところはなぜか記憶していることが多い。ルールとかジャンケンの勝ち負けはなかなか覚えられないのに。不思議なものです。
ちなみにこれ以降は。もう違うもんなんだと思ったのか指摘しなくなってしまった。
「なんか違うとこある?」
って聞いたときに、「ピー助の鳴き声が、ピーじゃなくてピェーになってる」って面倒くさそうに教えてくれた。たしかにそれも違う気がするw
「3歳児の右脳活用に驚愕した日」への1件のフィードバック