第42回長岡IT開発者勉強会で発表してきました #nds42

第42回勉強会(2015/06/13) – 長岡 IT開発者 勉強会(NDS)

開催の案内が遅れてしまってすみません。そのために一週間前ぐらいまでは参加者の伸びも悪く、発表者がすくなかったので「ダラダラと雑談でもしてますかー」みたいな話をしてたのですが、のこり一週間からの伸びがすごくたくさんの発表者・参加者が集まりました!

私の発表は「中華製安価デバイスの通信を解析した話」というタイトルでした。Amazonで買った安い温度ロガーのライブラリと、それを使うためのコマンドラインツールを作成したという発表です。温度ロガーを利用するための最低限の機能としては、記録条件設定や記録データの取得だけでいいはずなので、Windows以外のOSでも使用できるようにと作成しました。公式のWindowsツールの方はとったデータからグラフを描画したりメールで送ったりできるのですが、それは吸い上げたデータから好きにやればいいと思ったためです。

個人的には最終的に成果を残したので満足してますし、これだけ安い温度ロガーがWindowsツールしかなくて困るっていう需要は海外のAmazon見てもありそうだったので貢献してるはずって思ってます。

次回

第43回勉強会はちょっと早い7/25です。早めの告知と早めのテーマ決定をして発表者の準備がしやすいようにしていこうと反省したのでもう決めました。
第43回勉強会(2015/07/25) – 長岡 IT開発者 勉強会(NDS)

新潟市国家戦略特区とIoTのお話

最近、話題に事欠かないウォーターセルウォーターセル社のお話。NDSで発表する人が続々とウ社に転職していって、新潟の開発者にとっては「平家にあらずんば…」な状態になりそうで私ビクビクしております。
フィールドセンサーを導入したり、国家戦略特区を活かして金と人が大きく動いてる感じにシビれる。

.NETではじめる農業、モバイル、デバイス連携

AILightさんによるテーマ全部盛りセッション。「2週間前にテーマ決まったから時間なくて大変だった」と言われたので「無理にテーマに添わせなくても後付けで良いですのにー」と言ったら、「いや、そこはテーマに沿いたいんだ」と言われ感銘を受けました。そこで次回はもう決めました。スーツと品質です。
内容は、農業ネタに関しては自前の畑のお話、そこでのスプリンクラーを動かすデバイスを電子工作から自前開発した話でした。
詳しい事はよく分からないのですが、.NET Micro Frameworkというので、部品をポトペタでデザイン、コードはC#で。みたいなのでした。
モバイルに関しては、モバイルというかマルチプラットフォームな話なのですが、Windows10か、XBOX、Windows OS、Windows Phoneの3つの系譜が1つに統合され、同じカーネルで動くようになったよ。といった話でした。Windows10でちょっとWindows回帰しようかなぁという気持ちになってます。

.NETで指静脈認証

指静脈認証デバイスと、.NETで連携する話です。元がC、C++のインターフェースなので.NETから使おうとするの大変だったという内容でした。「Cでアプリケーションに都合良いライブラリ書いてから使うかな」と感じていたら、やっぱその方が筋よさそうでした。COMとかはよく分からなかったんですが。

ちなみにウチでも静脈認証デバイス使ってます!認識速いよ!

web情報と数値計算モデルの連携で屋根雪荷重を見積もる

Pirasさんの専門の雪のお話。Pirasさんの場合は答えをもって来ずに「みなさんに良い方法ないか聞きたいんだ」みたいな問いかけでした。こういうセッションももっとやっていきたいんです。「講師がみんなに教えてあげよう」みたいなセッションも大事なのですが、それって話す側の人が正しい説明が必要とされて結構責任重いしマサカリも怖いですよね。
“みなさんに聞きたいんだ式”のセッションで、幅広い参加者からのお話を聞きたいと思います。ITに関する技術的な問いかけをしつつ、回答に関しては雪の専門家としての回答をトゥイラーでしてて、丁寧だなあと思いました。

受託開発だけだといずれケツカッチンになってしまうのでいっちょサービスでもやってみようかと思ってTryしてみた上期の報告

nemuzukaさんのサービス立ち上げの話。ひとりで全部だから大変だなあと思いました。以前の話ではAWS(たしかbeanstalk?)使ってたと思いますが、もっと小規模で提供するためにvpsにしてscalaで作ったというサービスでした。
私的には作ったサービスも興味深かったのですが、美容院的な超小規模な顧客相手にどうサービスを展開すると儲かるのかって考えが生まれたのでその辺が参考になりました。VPSは安くて自由度は高いですが、サーバーの運用が煩わしい気がしますし、安く済むならコポコポとコンテナで立ち上げられればいいけど、、、やっぱりレンサバが安くなっちゃうのかな。。でもなぁ…みたいな。

RDBからDBを差し引けば

このセッションはホント難しかったです。学問でした。甲州記法という独自の記述言語の紹介とその例でした。
なんとなく説明している事は分かるんですが、どういう困った点で甲州記法を使えば便利になるのかといった点がわからなかったです。だれか教えてください。

ペチャクチャナイト新潟の紹介と農業への大いなる野望

ペチャクチャナイトという形式のプレゼン方法の紹介と、コミュニティーの紹介。そして農業を不労所得にするアイディアの提案でした。

20sec x 20枚で400秒で進むテンポよいセッションです。1枚20秒で自動でページが変わるので確実に時間通りすすみます。LTよりはゆったりしてる感じがしましたが良い形式ですね。新潟で開催を続けているというペチャクチャナイトにも参加してみたくなりました。


第42回長岡IT開発者勉強会で発表してきました #nds42」への2件のフィードバック

  1. 「RDB から DB を差し引けば」の「どういう困った点で…」について、少し視点がずれますが、コメントします。

    現状の RDB の技術には、比較的、大きな問題が 2 点あります。ひとつは、理論と技術の対応の問題として、関係モデルと SQL の間にギャップがあり、SQL が理論通りに使えないということです。もうひとつは、理論と理論の対応の問題として、関係モデルとは別系統の理論である E/R モデルを組み合わせて使っていることです。これによって、関係モデル、E/R モデル双方の能力を損なっています。

    RDB の理論が登場して 45 年ほど経ちますが、これらの困った点が残されたままになっており、それを解消していける可能性のある体系として、甲州記法を設計したという動機があります。

  2. すいません!コメントに気づいておりませんでした。補足解説ありがとうございます。
    私の場合、現状の問題点を理解するところから学習しないと。。

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