iPhone5s、そしてiPhone5cが発表されました。iPhone5cの価格が$99?!ってことで衝撃を与えておりますが、これ日本で考えるとそんなに驚くことではありません。
まず、iPhone5cが$99というのは、2年契約時の価格であって、キャリアのお世話にならないSIMフリー版では本体代金は$549です。
2年契約というのはこんなに値引きしてくれるほど価値のあるものなんですね。
でこの$99は北米での例なんですが、日本では元々いくらだったのがいくらになるから安いのか?ということが大事です。
これは記事執筆時点 (2013年9月12日) ではまだ未発表なので詳細を待つとこなのですが、例としてiPhone5の時のSoftBankをあげてみます。
※iPhone’5′ (5s, 5cではありません) の2013年9月12日時点でのSoftBankの価格
MNP or 新規で実質0円。買い替えでも9360円です(2年契約時) !日本はもともとiPhoneが安く買える国だったのです。
$99で安い!って驚いてちゃいけません、日本は廉価版になる前から0円だったんですよ。
廉価版じゃなかった時から実質0円で、廉価版ができた時はどうなっちゃうのかなー?って思ってます。
予想されるのは、iPhone5cは実質0円。iPhone5sは数千円とかになるというパターン。
えっ、それって今までは0円だったのに廉価版が出たせいで0円じゃなくなる…。みたいな値上げ感ありますね。まあ違うものなので何とも言えませんが。
あとは、両方実質0円だけど、5cの方が月月割が低額になってしまうパターン。
実質0円の仕組みって、24回払いで本体代金払います。そして毎月その分の値引きしますね。って仕組みです。なので借金が低額になって値引きも同様に低額になるというわけです。
借金が減るのだから、確かに安いわけなんですが、0円でお持ち帰りして2年間割引効かすような支払いかたをしている人にはどっちも実質0円ですのであまり美味しくないですよね。
両方実質0円で廉価版と廉価版じゃない方売ってたら普通廉価版買わないですよね。
だからこのパターンないかなーって思います。
もちろん同じ実質0円でも安い方にもメリットあります。たとえば途中解約した時の残債が安いとか、一括購入した時の支払額が低額ですむとか。
以上、ダラダラとiPhone5cの価格について書きましたが、各キャリアがどんな値段で出してくるのか?SoftBankのサプライズ的な戦略はどうするのか?楽しみですね。
それでは、快適なiPhone購入ライフを!
2013/09/13追記:
この記事によると、ドコモは私の予想(パターン2はないだろう)が外れて、割引額の違いで3種類の実質0円端末がでそうです。
ドコモ初のiPhone「実質0円」 先行2社追随必至、dマーケットで差別化も (SankeiBiz) – Yahoo!ニュース
国内携帯大手3社とアップル日本法人は13日午後4時、5cの予約受け付けを始める。5cは、16ギガバイトと32ギガバイトの両モデルが実質0円で販売されるが、ドコモは、ソフトバンクとKDDIが実質0円で販売している現行の「5」と同価格(199~399ドル)の「5s」も16ギガバイトモデルは実質0円に設定することにした。
5sの16GB(これは今まで0円だったカテゴリ)、5cの16GB、32GBです。5cの方が安いから32GBも実質0円になるんですね。「割引が多い方がお得」の思想でいけば5sの方が買いなんでしょうけど、冷静に借金の多さを嫌ったり、一括支払いで自分が払いやすいやつを買いたいって堅実な人は5c16GBへ行くのでしょうか。私の浅い考えだとこれで5c16GBを選ぶ人って「よっぽど堅実だなぁ」って思いますが。