「効率が10倍アップする新・知的生産術-自分をグーグル化する方法-」を読みました。ネットで話題になっていたので、そんなに良いというならひとまず読んで見るか。と思い読んでみました。
ネットで話題の書籍
安易なタイトルの裏に作者の思惑が作者の生活の仕方を知って「ここまで行動の効率化を極めているとは・・・。自分も見習うべきことはたくさんあるなあ」と思ったのが正直な感想。特に意識するようになったのは、情報のインプットとアウトプットという点です。ネットや書籍から情報をインプットし、それをブログや本の出版によってアウトプットする。情報を流通させることが大事だそうです。情報のインプットは誰もが普通に意識します。自分のスキルアップのために本を読んで学習したり講習セミナーに参加したり。。しかしそれをアウトプットすることはあまり意識しないことだと思います。情報を流通させることによって自分に情報が集まるようになります。
作者は月に100冊、15万円を本代に使っているそうです。まずはそんなに書籍が読めるのか?ということに疑問に思いますが、フォトリーディングという技術のおかげで効率的に読書ができます。フォトリーディングの習得のために、10万円以上する講習に参加する事を勧めています。興味はありますがさすがに高額なので躊躇してしまいます。(そこに投資してあとで回収するのが正しい方法なんでしょうけど。。。)
フォトリーディングについての動画があったので載せておきます。(00:34ぐらいから実演します)
本は良質な情報を手軽に得られる手段だと言います。2000円以上のハードカバーの本をお勧めしています。会計操作の論文をまとめた2940円のハードカバー本について賞賛しながらこう書いてあります。
しかし、多くの人は残念ながらこういった本は目にも留めず、『サラリーマンでもラクをしながら○億円儲かる方法』のような本を1000円ちょっとで買ってしまいかえって損をするのです。
ちなみにこの本のタイトルは、『効率が10倍アップする新・知的生産術』で1500円。なんというブーメラン。
冗談はさておき、この本から学ぶべきことはたくさんありました。私が最近、書籍のレビューをしているのもこの本の影響です。本をたくさん読んで自分の言葉でアウトプットする。(まとめを書くのではない)このブログもそうやって情報を流通させることに貢献していこうと思いました。
最近「~が○倍アップする」とかいう本ばっかり読んでいるような気がして恥ずかしい気がするのですが、そういうタイトルだからといって嘲笑しハナっから読まないのもまた間違っていると思う。読んだ上でちゃんと自分の頭で言葉を吐き出さないとね。